5 UPSでの輸送事故 ― UPSの連絡体制
事故を起こした荷物のトラッキングナンバーをUPSのサイトで追跡してみると、最新の状況は現在でもこうなっています。
2006/12/29 1:35
AFTER THE DELIVERY WAS MADE, THE RECEIVER REPORTED THE PACKAGE WAS DAMAGED;RECEIVER KEPT DAMAGED MERCHANDISE. UPS WILL NOTIFY THE SENDER WITH DETAILS OF THE DAMAGE
12月29日の時点で、UPSは荷送り人に事故の詳細を通知する、と言っているわけですね。
しかし、UPSはそれを一ヶ月以上、行わないませんでした。UPS GERMANYが荷送り人に連絡を入れたのは1月31日だった、というのは、UPS JAPANからの情報です。
しかし、それが異常なことだという認識はUPS JAPANにもないようです。
それ以前に、荷送り人はUPS NL BRANSCHWEIG KUNDENSCHという契約代理店に連絡を入れています。それはUPS側からの情報です。
また、12月22日の時点で、事故処理については私の方にレポートするように、という依頼をした、と荷送り人は私に伝えています。
しかし、UPSの側から連絡をもらえることはありません。
1月8日に発行されていた事故ナンバーも、私が1月15日に質問のメールを送って、初めて、私に伝えられました。
そして、2月に入って、パタリとメールへの返信すら途絶えてしまいます。
担当者のSNという女性の説明では、事故処理には以下のプロセスが必要だということでした。
1 まず最初に必要とされるのはシッパー・クレーム
2 次に補償金額についての交渉
3 ついで、その請求
4 最終的な支払い
支払先を荷送り人ではなく、荷受人に変えるには3と4の間で、荷送り人からの委任状が必要だということです。しかも、文書で。
以前にUPSで事故処理が行われた時には、事故の直後に、荷送り人からの同意を得て、上記のプロセスをすべて日本で行っています。文書での委任状は必要としませんでした。また、私自身も代理輸入でしたので、支払先を本当の購入者にしてもらっています。
これについては長くなるので、また後ほど、書くことしましょう。
UPS JAPANの話では、1月31日の時点でシッパー・クレームが出たということです。
しかし、本当のところどうなのか、分かりません。サイトのSTATUSは2月終わりになっても、上のままですし。
ともかく、補償が受けられないと15万円の損害を受ける私としては不安です。
ですので、2月9日に、現状は2から4のどこにあるのか、進展状況を教えて欲しいというメールを出しました。
しかし、返信がありません。
5日待って、14日に再送しましたが、返信がありません。
16日、17日にも「再送」。「再送*再送」というタイトルで出し直しましたが、担当者のSNからは返信がありません。
仕方なく、2月19日に、UPSのサイトからトラッキングナンバーに対する質問メールを出しました。連絡が途絶えてしまっているのだが、どうなっているのか?と。
すると、翌日、ふたつの返信が来ました。
ひとつはサービスセンターのTYDという人でした。担当者から至急連絡をさせるという愛用でした。
もうひとつは担当者のSNからでした。
それにはこうありました。
「先週から体調を崩し本日までお休みを頂いておりました。本日、出社しメールを拝見いたしました。現地に確認をとり回答させて頂きます」
UPSとのメールのやりとりはすべて、**stsvcjpen@ups.comのアドレスとのやりとりです。上記、SN、TYD両氏もそうです。
個人アドレスならば、担当者の長期病欠によって、放置される可能性もあるでしょう。
サービスセンターという業務からして、あって良いことには思えませんが。
しかしながら、**stsvcjpen@ups.comというひとつのアドレスに送っているメールが、担当者の長期病欠で、放置されることがあるのでしょうか?
UPSの通関は最低です。
by NO NAME (2009-08-21 22:44)